既婚者クラブに実際に登録してみると、楽しい反面、注意すべき点もたくさんあるのが正直なところ。
ユーザーが既婚者同士だからこそ、ちょっとした油断が大きなトラブルにつながります。
この記事では、既婚者クラブを使う際に気をつけたいポイントを大きく以下に分けて紹介します。
- 登録前
- 利用中
- 実際に会うとき
実際にあったトラブルの体験談やバレないための使い方もあわせて解説します。
失敗しないために、ぜひこの記事で正しい使い方と注意点を確認してからスタートしてください。
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既婚者クラブへの登録前に知っておきたい不安とリスク

既婚者クラブは既婚者専用のマッチングアプリであるため、リスクを抱えながら利用しなければなりません。
ここでは既婚者クラブを利用すること自体の注意点を解説します。
パートナーや知人にバレる
既婚者クラブは「バレにくい設計」ではありますが、完全に匿名というわけではありません。
たとえば、プロフィール写真や出会ったときに知人に気づかれてしまう危険があります。
また、スマホの通知や操作履歴、支払い明細などからパートナーに既婚者クラブを利用していることを知られる場合もあります。
バレた場合の代償は大きいからこそ、以下のバレ対策を心がける必要があります。
- 写真をぼかす
- 通知を切る
- サブ端末を使う
既婚者クラブを含め、絶対にバレない既婚者マッチングアプリは存在しません。
気楽に始めるのは避け、まずはバレるリスクがあることを理解しておきましょう。

課金をしすぎてしまう
既婚者クラブでは以下の有料プランが提供されています。
| プラン | 料金(一括) |
|---|---|
| ベーシックプラン | 8,880円/月 |
| スタンダードプラン | 10,880円/月 |
| プレミアムプラン | 20,878円/月 |
どのプランも「1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月」の期間から選択できます。
課金するのであれば筆者はまず1ヶ月の利用をおすすめしています。しかし、1ヶ月の利用では中々マッチングできなかったり、出会えないことも。
その場合、プランをグレードアップしたり、課金を重ねてしまう人がいますが、多くのお金を既婚者クラブに費やすことは避けてください。
必要以上にお金を使いすぎると、生活に支障が出る危険があります。
まずは自分の財布と相談したうえで、既婚者クラブでの課金の必要性をよく考えましょう。
有料プランは自動更新される

クレジットカードを支払方法に設定している人が既婚者クラブを退会する場合や、無料会員に戻る場合は自動更新を止める必要があります。
意外に更新を忘れて、そのまま継続的に課金してしまう人は多くいます。
もし魅力的な人とすでに出会っているのに、また課金されてしまうとお金の無駄になってしまいます。
スマホのカレンダーに自分だけがわかるように更新日の予定を入れておくなど、忘れない対策しておきましょう。
業者や悪質ユーザーとマッチする場合がある
既婚者クラブに限らず、マッチングアプリには「業者」と呼ばれるユーザーが存在します。
マッチングアプリにおける「業者」とは、恋愛や出会いを装って近づいてくるものの、実際の目的は勧誘や営業活動にあるユーザーのこと。
また、一般のユーザーの中にも個人で悪質な行為を行う輩もいます。
このようなユーザーは以下の目的で既婚者クラブに登録しているようです。
- マルチ商法や宗教への誘い
- 風俗関連の宣伝
- 外部の有料サイト
- 美人局
- ロマンス詐欺
- 金銭詐欺
既婚者クラブは正式に「インターネット異性紹介事業届け」を提出しており、監視体制も強いサービスです。
しかし、まだ一定数悪質なユーザーはいることも事実。その場合は迷わず通報し、関わらないようにしましょう。
既婚者クラブの登録は簡単だが注意点を知っておかないと危険!

既婚者クラブの登録は3〜5分ほどで完了するほど簡単ですが、知っておくべきことも多いです。
ここからは登録前に知っておきたい主な注意点を解説します。

登録直後から会員一覧に表示される
既婚者クラブでは、登録段階で簡単なプロフィール作成を行います。


しかし、画像や自己紹介文は既婚者クラブへの登録後からしか設定できません。
その間にも、自分のプロフィールは女性側の男性会員一覧に表示されています。
プロフィールがスカスカの状態では女性からのいいねが届くことはほぼ0%です。そのため、登録直後はすぐにプロフィールを充実させましょう。
ベストな方法は登録前に設定する写真や自己紹介文を考えてくことです。
生年月日を間違うと本人確認が通らない
既婚者クラブの登録の流れで生年月日を入力する部分があります。

生年月日に入力した情報をもとに、プロフィールに自分の年齢が表示されます。
仮に生年月日の入力を誤った場合は一度退会し、再登録をしなければなりません。
というのも、既婚者クラブでは本人確認が必ず求められるのですが、提出書類と登録時に入力した年齢が合ってないと承認が下りません。
つまり、マッチングしてもメッセージができないということ。
また、運営側から怪しいユーザーとして退会させられる場合もあります。
ただ間違っただけでトラブルに発展するのは面倒なので、まずは登録の段階で間違えないようにしましょう。
登録後は通知メッセージが届く
既婚者クラブでは仮登録と本登録があり、完了した時点でどちらの場合も運営から通知が届きます。


また、既婚者クラブでは登録以外にもマッチ成立時やいいね受信時にもメールが届きます。


この登録段階の通知によってパートナーにバレてしまう危険があります。
バレる危険を避けるために、既婚者クラブ用のフリーアドレスを用意するなど対策しましょう。
また、スマホの通知設定や既婚者クラブからの通知をオフにするなども有効です。
届いたメールは内容を確認次第すぐに削除してくださいね。
既婚者クラブでメッセージを送るために必要な2つのこと

既婚者クラブでメッセージ機能を使うには、本人確認と有料プランへの課金が必須です。
この点について深ぼって解説します。
本人確認の提出
既婚者クラブは悪質な業者の排除や未成年による登録の防止、本人による登録のため、ユーザーに厳正な本人確認を義務付けています。


提出可能な身分証は以下のとおり。
- 運転免許証/運転経歴証明書
- マインバーカード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- パスポート(日本国限定)
- 健康保険証/被保険者証
ユーザーは本人であると証明しなければメッセージ機能が使えません。
既婚者クラブの本人確認は1分もあれば完了するので、登録直後に行っておきましょう。
無料会員からの課金
既婚者クラブに登録した直後は無料会員となります。
無料会員のままでも以下の機能は利用可能です。
- プロフィールの設定
- スペシャルプロフの設定
- プライベートアルバムの設定
- お気に入りのユーザーの追加
- いいね(10回/日)
- 足跡機能
- マッチング
- ブロック
ただし、肝心のメッセージ機能は使えません。
メッセージ機能を利用するには最低でもベーシックプランへの課金が必要になります。
| プラン | 料金(一括) |
|---|---|
| ベーシックプラン | 8,880円/月 |
| スタンダードプラン | 10,880円/月 |
| プレミアムプラン | 20,878円/月 |
安くはない料金なので課金するか迷う人もいますが、もし魅力的な人とマッチした場合は迷わず課金しましょう。
せっかくの機会を逃すのは非常にもったいないですよ。
既婚者クラブでやり取りする際の注意点

いざ課金し、メッセージ機能が開放されたら女性ユーザーにアプローチをかけましょう。
ただし、既婚者クラブを含め、既婚者マッチングアプリには独特のマナーやルールがあります。
ここからは、既婚者クラブでうまくやりとりを続けるためのポイントを解説します。
強引・失礼・急かしすぎはブロックされる
既婚者クラブのユーザーは既婚者であるがゆえに慎重派な人が多く、まずは関係を深めることを重視しています。
男性ユーザーは早く関係を深めたいがために、登録目的や連絡先、写真を早く求めてしまいがちです。また、返事を催促してしまう男性もいます。
しかし、相手も既婚者で家庭があるため、大半の女性が男性のそういった行動を嫌がり、無視するかブロックしてしまいます。
特に既婚者クラブは既婚者マッチングアプリの経験者が多いので、余裕のない男性は速攻でブロックしてきます。
メッセージに移行した場合は基本的には長期戦になると見越し、紳士的な対応を心がけましょう。

足跡はつけすぎない
既婚者クラブでは相手のプロフィールを閲覧すると、自分が見たという「足跡」が残ります。

この足跡から魅力的な女性を見つけたり、自分のことが気になっている女性をチェックできたりします。
足跡は適度に相手につけると存在を知ってもらえるため、効果的な機能です。
しかし、足跡をつけすぎると女性に嫌がられる原因になります。
既婚者クラブは足跡をつけないようにする設定はないので、気になっていてもなるべくプロフィールの見過ぎには注意してください。
いいねの無駄使いは避ける

既婚者クラブではいいねを相手に送ることでアプローチをかけられます。
ただし、プレミアムプラン以外は1日に送れるいいねの数が決まっています。
| プラン | いいねの数/日 |
|---|---|
| 無料会員 | 10回 |
| ベーシックプラン | 10回 |
| スタンダードプラン | 20回 |
| プレミアムプラン | 無制限 |
登録直後はボーナスのいいねを送ることもできますが、基本的に少なめです。
なので、相手を見定めずいいねを送ると無駄になってしまいます。
いいねを送る際は以下のことを心がけましょう。
- プロフィール写真をよく見る
- 登録目的が自分に合っているか確かめる
- 業者ではないかチェックする
- よくログインをしているか
- 自分のタイプかどうか
プロフィールを整えたうえでいいねを送れば、どんな人でもマッチはできます。
無駄打ちを避けるためにも必ず相手のプロフィールをよく見てくださいね。
失礼な人は相手にしない
女性ユーザーの中にはかなり失礼な態度やメッセージを送ってくる人もいます。筆者自身何度も遭遇しています。
かなり頭にくることもありますが、やり取りをするだけ時間とお金の無駄です。
ただし、行き過ぎた言動が見られる場合は運営に報告してください。


通報が多いユーザーは運営から注意または強制退会の対応がされます。
ここは必ず遭遇するかと思いますので、理解しておきましょう。
既婚者クラブで出会うときが一番こわい!

既婚者クラブで最も緊張する瞬間が実際に出会うときです。
ここでは出会ってから後悔しないように、あらかじめ理解しておくべき注意点を解説します。
個室やホテルでは会わない
メッセージで話が弾んで実際に会うとなった場合、会う場所が今後の関係に影響します。
というのも、既婚者クラブを含め、マッチングアプリは知らない人と会うため、警戒心がMAXになっています。
その状態で仮にホテルやカラオケ、個室の飲食店など密室を選んでしまうと、まず女性側は会うことに恐怖を感じるでしょう。
そのため、最初に会う場合は以下のような場所を選ぶことがおすすめです。
- 広めのカフェ
- 雰囲気が明るいレストランや居酒屋
レストランやカフェで出会う際は、他の客との距離ができるだけ遠い場所を選びましょう。
お互いが既婚者同士で出会うため、隣に聞かれたくない話もすることになるためです。
面倒に感じるかもしれませんが、紳士的な対応を心がけることで、印象はかなり良くなります。
会えなくなった場合は必ず連絡する

既婚者クラブで出会う2人はお互いが既婚者です。そのため、会う当日になって家庭の事情によって相手側が来れなくなることもあります。
お互いに家庭を持っている以上、ドタキャンが起こりうることは想定しておくべきでしょう。
また、自分も急用ができてしまうケースもあります。その場合は必ず相手に連絡をしてください。
連絡もなしにキャンセルをしてしまうと人によっては運営側に通報する場合もあり、トラブルに発展してしまいます。
予定ができた場合は誠意を持つようにしましょう。
違和感を感じたらすぐに帰る
本記事でも業者や悪質なユーザーに遭遇するリスクを解説してきましたが、中にはメッセージの段階では全く変な素ぶりを見せない輩もいます。
実際、既婚者クラブ以外のマッチングアプリではトラブルに巻き込まれたケースがいくつも起きています。
また、近年はマッチングアプリやSNSのような匿名性の強いサービスが発端になった事件も頻発しています。
出会ってから以下のような言動を見せる場合は疑いましょう。
| 怪しい言動 | 起こりうるトラブル |
|---|---|
| 頻繁にスマホをチェックする | 仲間と連絡を取り合っている可能性がある |
| 行きつけの店に強引に誘導してくる | ぼったくられる可能性 |
| すぐにホテルに向かおうとする | 美人局に遭う危険 |
| 話が段々と相手のペースになってくる | マルチや宗教への勧誘の可能性 |
違和感や怪しさを感じたらうまく理由をつけて帰るようにしましょう。
「もしかしたら普通の人かも」と希望を抱いた結果、トラブルに巻き込まれるくらないなら自分が感じた怪しさを信じてください。
既婚者マッチングアプリで実際にあったトラブルの事例

ここからは既婚者マッチングアプリで実際にあったトラブルの事例を紹介します。
匿名で利用できるサービスだからこそ、ここから紹介するリスクを知っておきましょう。
相手が仕事場に乗り込んできた!?
「関係を持つ」ということは、場合によって複雑になるものです。
筆者の知り合いは既婚者マッチングサービスで知り合った人と別れ方がややこしくなった結果、以前教えた自分の仕事場に乗り込まれたようです。
警察沙汰に発展しており、結果的に会社やパートナーに既婚者マッチングアプリに登録したことがバレ、生活が一変してしまったようです。
既婚者マッチングアプリで出会った人にはなるべく個人情報は教えてはいけません。
お互いが既婚者同士である以上、「婚外恋愛=疑似恋愛」です。
それ以上を求めてしまうと、大きなトラブルにつながってしまいます。
業者に騙された!
最近ではSNSやマッチングアプリの発達によって美人局による事件が起きていることも事実です。
大々的に報道はされませんが調べてくるとたくさん出てきます。
筆者がある既婚者マッチングサービスでみたある男性は、女性が自分のパートナーと共謀し、お金を脅し取られたようです。警察には相談済みとのこと。
あくまで掲示板で見た話であり、信憑性はありませんが想像はできることです。
他にも業者の行為には詐欺や勧誘など、悪質なものもあるので、注意しましょう。
全然違う人が来た

現代は加工技術が発達しているため、いくらでも美形に見せられる時代です。
マッチングアプリあるあるですが、写真とは別人のような人と出会うこともあります。
実際、筆者もメッセージの段階で見せてもらっていた写真とは違う人がきた経験をしました。
そういったことにならないように、以下の対策を行っておきましょう。
- 複数枚の写真を送ってもらう
- できるだけ友達や友人と映った写真をもらう
- 過剰に嫌がる場合はマッチを解除する
ただ、「怪しいから写真をください」なんて失礼すぎる言い方は避けましょう。最悪マッチングを解除されていまいます。
うまくオブラートに包みながら、入手するようにしてください。
パートナーにバレて離婚危機
本記事冒頭でも紹介しましたが、既婚者クラブを含め、既婚者マッチングアプリはパートナーにバレるリスクが高いサービスです。
中には夫婦公認で登録している人もいるようですが、基本的には不倫・浮気と捉えられるでしょう。
実際、既婚者マッチングアプリに登録したことで離婚に至ったケースや多額の慰謝料を払うことになったケースが存在しています。
また、自分はリスク管理を徹底していても、相手側がパートナーにバレるパターンもあります。
そのため、関係を持つ際は初期の段階でリスク管理の約束や連絡の頻度、時間帯などを決めておくことが大切です。
軽い気持ちで登録してしまうことだけは避けてくださ。
既婚者クラブはリスクを理解すれば安心して使える

既婚者クラブは、同じ立場の相手とつながれる貴重な場であり、上手に活用すれば日常にはない刺激や癒しを得ることもできます。
しかしその一方で、身バレ・金銭トラブル・悪質ユーザーとの遭遇など、注意すべきリスクも確かに存在しています。
リスクを正しく理解し、事前に対策を講じておけば、既婚者クラブは安心して利用できます。
「何も知らずに始める」のではなく「知ったうえで使う」。それが既婚者クラブを安全に楽しむための第一歩です。





